民泊プロデュースの現場から|初回相談で多い質問とリアルな答え

みなさんこんにちは‼

ブログ担当のMAHOです。
不定期連載の「民泊プロデュースの現場から」第2回目の投稿となります。

今回から、noteを担当している伊藤さんと交互にブログを書いていきます!
伊藤さんが担当しているnoteはこちらです↓↓↓

民泊プロデュースを行っている私たちが、実際にお客様からどのようなご相談を受けて、どのように解決していくかをよりリアルな視点で書いていきますので皆様お楽しみに‼

では、第2回「備品・家具ってどう選ぶ?」をお楽しみください!

第2回|備品・家具ってどう選ぶ?その前に“誰を迎えるか”を決めよう


はじめに|備品や家具を選ぶ前に決めるべきこと

「とりあえず必要そうなものを買えばいいですよね?」

──実はこれ、民泊初心者によくある大きな誤解です。

民泊は“人を迎える空間”です。だからこそ、誰を迎えるのか=ペルソナの設定が最初に必要になります。

この記事では、民泊運営前に必ず考えておきたい「ターゲット設定」と、それによって変わる備品・家具選びのポイントをお伝えします。


まず考えるべきは「誰が泊まりに来るのか?」

民泊運営は、旅館やホテルと違い、オーナー自身が“どんな人に来てほしいか”を自由に設計できます。

ペルソナを決めると備品・家具選びがブレなくなる

例えば:

  • 子連れファミリー → おむつ用ゴミ箱・子ども用食器・補助便座・ローテーブル
  • カップル・若者 → 間接照明・2人掛けソファ・Bluetoothスピーカーで雰囲気重視
  • インバウンド旅行者 → 多言語の家電説明書・コンセント変換プラグ・靴箱や収納棚

このように、「どんなゲストを迎えるか」で、必要な家具・備品は大きく変わってきます。


差別化の視点|近隣の民泊と“どう違うか”を明確に

さらに、他の宿と差別化できるポイントを見つけることが重要です。

“選ばれる理由”をつくる

たとえば:

  • 同じエリアで価格帯が似ている宿が多いなら → 清潔感や照明演出、写真のクオリティで差を出す
  • ファミリー対応が少ないなら → 子ども用布団やキッズコーナーを設置する
  • 長期滞在者を狙うなら → ワークデスクや収納棚、室内干しスペースなどを強化

こうした差別化は、レビューやリピートにも大きく影響します。


家具と備品を選ぶときの考え方|見た目×管理しやすさ

実際にあった家具選びのエピソード

あるオーナーさんから「高級志向の宿にしたい」というご相談があり、私からは“空間の印象を決めるセンターテーブルだけでも一枚板の上質なものにしては?”とご提案しました。

ところが最終的には、通販でそれ風の安価なテーブルを購入されました。
開業前に内装工事で訪れた業者さんから「うちと同じテーブルですね」と言われたことで、唯一の“高級感”が消え、結果的にファミリー向けの雰囲気に仕上がってしまいました。

このように、家具の一つひとつが空間の印象を左右し、ゲストターゲットに与える印象に直結するということを、強く感じた出来事です。

したがって、家具の選定は「見た目の統一感」「伝えたい空間イメージ」「価格と品質のバランス」を含め、慎重に検討する必要があります。


家具と備品を選ぶときのポイント

それでは、ペルソナと差別化が明確になったら、実際に家具や備品を選ぶ段階です。

家具選びのポイント

  • 清掃しやすい素材(例:合皮のソファ、撥水加工のテーブル)
  • コンパクトで多用途に使える(例:折りたたみベッド、収納付きベンチ)
  • 高さやサイズがゲストの利用シーンに合っているか

備品選びのポイント

なお、消耗品の中でも特に重要なのがシャンプーやリンス、ボディソープなどのアメニティです。民泊も「宿泊業」に登録している以上、清掃や衛生管理と並んで、法令を遵守した製品選びが求められます。

市販品ではなく、業務用で「宿泊施設向け」と明記された製品を選ぶと安心です。内容成分の表示義務があるものや、補充・詰め替えがしやすいポンプタイプが人気です。

注意してほしいのは、一部の一流ブランド商品(シャンプー・リンス・ボディソープなど)は、転売防止やブランド保護の観点から、民泊やホテルなどの事業者に対し、購入時に以下の情報を求めることがあります:

  • 宿泊業の営業許可番号(旅館業・住宅宿泊事業)
  • 屋号や施設名
  • WebサイトのURLまたは運営情報

そのため、開業前の段階では購入できない場合があることに注意が必要です。特に高級アメニティブランドは、正規の流通ルートを通じての納入を求められるケースも多いため、導入を検討している方は早めに業者へ相談しましょう。

また、次のような点も考慮しておきましょう:

  • 実際にそのゲストになったつもりで1日をシミュレーション
  • 備品は「使われる場所」ごとに分類(キッチン、バスルーム、寝室など)
  • 清掃や補充のしやすさも考慮する(消耗品・補充頻度・在庫管理)

家具や備品は、見た目だけでなく運営目線での“管理のしやすさ”が非常に重要です。


まとめ|誰に泊まってほしいかが家具・備品を決めるカギ

民泊は、ただの「貸す部屋」ではありません。

どんな人が泊まるのか。その人が何を期待し、どんな滞在を望むのか。

そのイメージを明確に持つことが、成功する民泊運営の第一歩です。

家具も備品も、そのイメージに沿って「選ぶ理由」があるかどうか。

次回は、ゲストとのすれ違いを防ぐ「事前ヒアリングのポイント」についてお届けします。


Author Profile

MAHO
MAHO