民泊のホンネ⑥ 8月の稼働率27%と改善への決意

民泊のホンネ⑥「8月の稼働率は27%でした。民泊はそんなに甘くない。」

こんにちは。SAYAKAです😊

福岡市内で中古の一戸建てを購入し、民泊を運営しています。

8月の営業を締めて数字を確認したところ、私たちの宿の実稼働率は27%でした。

夏休みやお盆がある8月。正直に言えば、もう少し予約が入ると思っていました。カレンダーに空室が並ぶのを見ると、悔しさも焦りもあります。「民泊は始めれば自然に予約が入る」というほど、現実は甘くありませんでした。

稼働率27%。まずは数字をそのまま受け止める

稼働率は、販売できる日数に対して実際に予約された日数がどれくらいあったかを見る数字です。今回の27%は、私たち自身の予約実績から算出した施設単体の数字です。

ただし、2026年8月の福岡市全体の確定した宿泊統計は、この記事を書いている時点では公表されていません。ですから「福岡市の平均と比べて何ポイント低かった」といった比較はできません。

分からないことを無理に数字で飾らず、まずは自分たちの施設では27%だったという事実を受け止める。改善はそこから始まると思っています。

熊本地震の影響はあったのか

7月28日に発生した令和8年熊本地震のあと、九州の旅行需要にも影響が出ました。

福岡県が2026年8月20日に公表した要望資料では、地震が熊本県だけでなく福岡県を含む九州全域の観光産業に影響し、地震発生後に多数の宿泊キャンセルが発生したと説明されています。さらに、観光庁は九州地方全域を対象とする「九州ふっこう応援割」を案内しています。

こうした公的情報を見る限り、地震後の旅行控えや風評が、九州の宿泊需要に影響した可能性はあります。

ただし、それが私たちの宿の稼働率27%を直接引き起こしたと証明できる資料はありません。地震は複数ある要因の一つだった可能性として考えますが、「全部、地震のせいだった」と結論づけることはできません。

外部要因だけのせいにしない

今回、私が一番反省しているのは、競合施設との差別化が十分ではなかったことです。

福岡には、写真がきれいな宿、コンセプトが明確な宿、立地の魅力を上手に伝えている宿、レビューが豊富な宿がたくさんあります。その中で、私たちは「なぜ、この家を選ぶのか」という理由を、予約ページで十分に伝えられていませんでした。

中古戸建を購入し、家具をそろえ、清掃体制を整えれば終わりではありません。ゲストが検索画面で最初に見る写真、タイトル、価格、説明文、設備、レビュー。その一つひとつが比較されています。

外部環境は自分では変えられません。でも、宿の見せ方や選ばれる理由は変えられます。だからこそ、今回の27%を外部要因だけで片づけず、自分たち側の課題として向き合います。

これから改善すること

まず、競合施設をあらためて観察し、写真の見せ方と宿のコンセプトを見直します。単に「一戸建てに泊まれます」ではなく、どんな人に、どんな時間を過ごしてほしい家なのかを言葉にします。

  • 最初の5枚で魅力が伝わる写真構成にする
  • 想定するゲスト像と宿のコンセプトを明確にする
  • 周辺施設や福岡での過ごし方まで具体的に伝える
  • 需要に応じて価格と最低宿泊日数を見直す
  • 問い合わせやレビューから改善点を拾う

値下げだけで予約を取ろうとすると、利益も宿の価値も守れません。価格を調整しながらも、「ここに泊まりたい」と思ってもらえる理由を育てることを大切にします。

まとめ|27%を、次の改善の出発点にする

民泊の稼働率27%という数字を公開するのは、少し勇気がいります。でも、うまくいった話だけでは民泊の現実は伝わりません。

熊本地震による九州旅行需要への影響は、外部要因の一つだった可能性があります。一方で、競合との差別化や宿の見せ方など、私たち自身が改善できる課題もありました。

外部要因だけのせいにしない。

27%を失敗談として隠すのではなく、ここから何を変え、稼働率がどう動いたのかも「民泊のホンネ」でお伝えしていきます。民泊はそんなに甘くない。だからこそ、数字と向き合いながら、より良い宿に育てていきたいと思います😊

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